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「狂い」のすすめ(2)  5

狂いのすすめ

「狂い」のすすめ】を読んで。

前回 10月19日
http://kings-cross.info/archives/431630.html




大半の日本人にとって、“経済”は進学、就職、結婚といった選択の際のものさしであると思う。
そのものさしに宗教や倫理観、そして道徳心が備わっていれば、ここまで日本社会は狂わなかったのかもしれない。

とことん稼いでその無力さを知る人、追いかけて手に入れられなくて社会を呪う人。

今回の金融市場の荒れた状況の中で、
「アメリカが悪い」
といったニュースのコメントには辟易するけれど、
「今回の件を教訓にできればいい」
といった言葉は、もっと強くアナウンスしてもいいと思う。

“経済”をものさしに生きてきたのなら、その“経済”の本質を知ることで学びを得られるのかもしれない。

「私はお金によって何を手に入れたいのか?」
「私は何をしてお金を得たいのか?」
「私はどれだけのお金が欲しいのか?」

財布や通帳の中身より、自分の心の中身を見てみるにはよい時期だと思う。
“経済”をものさしに生きてきた人が、“経済”から目を背けることは、それまで信じてきた教祖に背を向けることと同じくらいに難しく、拠り所を失ってしまうかもしれない。

【“「狂い」のすすめ】にあるように狂へる人は狂ったほうがいい、と私も思う。
「お金は何かと交換するチケット」
くらいに思ってみることから始めてみてはどうだろう?

「お金を稼ぐ」ことも「お金を使う」ことも楽しいことではあるのだから。


【でろ〜ん 〜世を捨てて16年目です〜】

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【3 狂者の自覚】

『−狂者の自覚−を提案したい。「弱者の自覚」と実質は同じなんですが、むしろ自分は狂者なんだと自覚したほうがよい。そのほうが卑屈にならずにすみそうです』


【5 あとは死ぬだけ】

『日本人もアメリカ人も、「経済、経済」ばかりを言っています。狂ってると思いませんか』


『一休禅師は、そのように狂っている日本人に向かって、「ただ狂へ!」と呼びかけたのです。狂っている世の中で狂うことが、まともになれる道なんです。まともになるということは、「金・かね・カネ」の狂奔をちょっと醒めた目で眺める心の余裕を得ることです。そうすると自由人になるのです』


『日本の企業においても、社員の人格までも管理しようとする傾向が強い。これは日本の企業の管理者に奴隷根性の持ち主が多いから、自分が奴隷であるから、社員まで奴隷にしたいのですね。そして、奴隷になっている社員がまじめでいい社員と評価されるのです。日本はそういった狂った社会です。狂った社会に忠誠を誓えば、その人は奴隷になってしまう。だから、狂った社会にあっては、こちらが狂う以外に自由人になることはできません』


『仏教の場合、釈迦の教えは、基本的に、−出世間の教え−です。世間を捨てるのが仏教の本質です。世捨人なんです。この“世捨人”といった言葉、みずから積極的に「世を捨てた人」の意味ですが、読みようによっては「世から捨てられた人」とも読めます。どちらでもいいと思います。世を捨て、世から捨てられる。つまり、世間のほうから「狂者」の烙印を押され、相手にされなければいいのです。なにも世間を相手に闘う必要はありません』

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「狂い」のすすめ(1)  5

狂いのすすめ

先週、お世話になっている人生の先輩から本をお借りする。
翌日になって、
「昨日のは間違いでこっち」
と渡されたのが、
「狂い」のすすめ】。


読書が大好物な私にとって、本を譲り受ける、貸して頂くということは、プレゼントとして最上級のもの。

「良かったから読んでみて。面白かったから読んでみて」
という気軽な本を通じての交流も楽しいけれど、何気ない会話や普段の様子から、今の私の心情や状況を推測し、一冊の本をピックアップして頂けるというのは本当に嬉しい。

【「狂い」のすすめ】

著者のひろさちや氏は仏教を中心とした宗教についての著作を400冊以上書かれている。
前半部分は、“閑吟集”からの
「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」
という言葉を引用しつつ、目標意識は持つな、「生き甲斐」は不要・・・、と説かれる。

現代の処世術のような言葉が多く、違和感を感じていたけれど、読み進めていくとそこには“自分らしく、思想と哲学を持って、人生を楽しんで生きる”という姿勢と、その為に世間の常識を疑いましょう、というシンプルで強いメッセージが感じ取れた。

しばらくの時間をかけて、その古来の歌と筆者の言葉のエッセンスを味わってみたい。
※閑吟集:室町後期に編纂された歌謡集。庶民の感情を伝えた当時の歌が収録。


【1「ただ狂へ」】

『青臭いようなことを言いますが、わたしは思想・哲学というものが、苦しみの現実と闘う武器となると思います。』


『弱者にとっては、世間は冷酷です。弱者は世間の流れに棹して生きることができません。いつの世にあっても、弱者は世間とよそよそしい関係になってしまうのです。そして世間は彼に重圧をかけてきます。弱者は世間の除け者にされ、場合によっては世間から糾弾されます。そんなとき、弱者にとっては思想や哲学が一つの武器となります』


『ちょっと世間を下に見てやればいいのです。見下すのです。<俺は世間を信用しないぞ>と、心の中でちょっと呟いてみるだけでいいのです。スマートに言えば、主体性の確立ですね。』


『人生は夢です。だとすれば、まじめに生きるに値しません。いや、まじめに生きてもいいのですよ。でも、まじめに生きねばならないと、それこそ糞まじめに考える必要はない。』


【2 太鼓持になってはいけません】


『思想・哲学を持つといっても、大したことではありません。まあ、わたしたちは、自分が弱者だと自覚することです。
〜中略〜
一見、弱者が思想を持っているかのように思えることがあります。でも、それは思想ではありません。それは、−常識−なんです。』


『奴隷・太鼓持にならないためには、われわれは自分を弱者だと自覚することです。なんの権力もない弱者だと自覚すれば、それで状況はだいぶ違ってきます。
自分を弱者だと自覚した人は、まず第一に世間を信用しなくなります。世間に踊らされることはなくなるのです。』


『ともかく、世間を信用してはいけません。世間の常識は、世間そのものにとって都合のいいものを一般大衆に押し付けているだけのことです。だから、都合が悪くなると、その常識を変えてしまいます。そんな常識に付き合っていると、われわれは臍を噛むはめになりますよ。ご用心、ご用心。』


『世間を信用しなくなると、われわれは−自由−を獲得できるのです。奴隷をやめて自由人になれます。“自由”という言葉、いろんな意味に使われますが、ここでは「自分に由る」という意味です。世間の常識に由って判断するのは「世間由」であって、それだと世間の奴隷です。世間と違った自分の判断に由るのが自由人です。ということは、自由人は世間に楯突いている人間です。』


『「みなさんはそうおっしゃいますがね、わたしはそう思いませんよ・・・」と心の中で呟く、それだけのことです。それだけであなたは自由人なんです。』

つづく・・・


明日、10月20日は、ターザン山本氏の「遺書」の発売日。

        〜今世紀最悪のトンデモ本!〜
「バカヤロウである。ふざけるなだ!人生はギャグですよぉぉぉおおお!!」


「遺言」告知チラシ

ke2514ke2514  at 23:16コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ! 

平均睡眠時間ゼロの世界  5

【本日の動画】
−secret images of google earth−



「読書」
「東京へ、東アジアの小国へ、東南アジアへ」
「不要な荷物の整理」
「仕事環境の整備」
「ジョギング、プール」

今回、一度倒れかけたことにより個人的に目の前のやるべきことがクリアになってきた。
ケガの功名である。
(小さいケガだったゆえに、その成果も小さかった・・・)

読書については、移動中・睡眠前・ジョギング中の時間を有効に使えるように、とオーディオブックを活用。
昨日、梅田望夫氏の「WEB時代をゆく」をダウンロード。

googleやオープンソースの世界が紹介されつつ、これからの時代(いま)をどうサバイバルしていくかというヒントと今後10年の予見が描かれている。
発刊されてから2年半が経つけれど、時代の進化のスピード、それらが社会・事業・個人に与える変化・影響はまさに分進月歩である。

歓迎すべき変化の到来の連続である。


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◆【情報量が仕事量を規定する。そんな時代の生存術とは?】
 シリコンバレーからの手紙 136 −梅田望夫氏−
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u136.html


・最近は「尋常でない体力の持ち主だけがサバイバルできる」という話題が多くなった。

・身体は疲れているが頭は冴え渡っているから、持参した睡眠導入剤もあまり効かず、一日に三時間ほどしか眠れない日が続いた。私が眠っているわずかの間もネットは眠らないから、起きてまたパソコンに向かえばまた新しい情報に立ち向かわなければならない。気付くと、リアルでの多忙な一日が始まりを告げる時間になっている……。

・私の自衛策が一般的とは思えないが、情報量が爆発する新しい時代に何か働き方を工夫しなければ倒れるぞ、ベストな策ではなくとも倒れるよりはましだろう、という苦渋の判断の末の自衛策なのである。そんな「生活の試行錯誤」がじつはいまも続いているのだが、そろそろまた「時間の使い方の優先順位」を思い切って変える時期にきていることを痛感した日本出張だった。

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ke2514ke2514  at 15:26コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ! 

「弱者の戦略」を読んで  5

【弱者の戦略―人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則】
 
 著者 栢野克己氏

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背中を押して頂く言葉(頑張れ!できる!)、それ以上に足りないものに気づかせて頂けることが有難いときがある、という感想を抱きました。

本書において紹介されている企業・経営者の方々は、地方において、また全国区において成功しているという評価で世に知られています。
その成功の軌跡が数々の失敗からの学び、逆境があるがゆえの一つ一つの変化、そして明確で緻密な計画の実行の積み重ねの上にあるという真実を教えていただきました。

またそれらを綴られた栢野さんご自身の想像を絶するピンチをチャンスに変えていかれる現在進行形の歩みと視点は、自分自身が目を背けている弱さと見過ごしている甘さに気づかされました。

具体的な事例と考え方、そしてそれらを実行する計画書等も分かりやすく紹介されています。

最後の1ぺージを閉じるまで、今までに手にした本とは異なる印象を抱きながら読ませて頂きました。
今後、長い時間をかけて理解を深めさせて頂きたいと思う教科書のような存在の本です。


著者ブログ
【人生は逆転できる!】
http://blog.livedoor.jp/kaya0169/



ke2514ke2514  at 23:55コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ! 

弱者の戦略―人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則  5

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10月2日、紀伊国屋書店にて、【「弱者の戦略―人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則】を購入。

 
 2008年3月20日、岩元貴久氏、ターザン山本氏による『成功法則に基づくマーケティングの実践とビジネスを成功させる会話術・文章術』のセミナーの休憩時間に、お声をかけて頂き、初めてお会いする。

それまでに何度かHPを拝見していた九州ベンチャー大学の主催者であることを教えていただき、4月5日に行われた「栢野克己の経営人生計画講座」に初参加。
4月26日には、原田翔太氏の「携帯+ネットマーケティング戦略セミナー」にて朝から夜までぶっ通しで学ばせて頂いた。

セミナー以外でも、栢野さんの事務所にお邪魔させて頂いた際には、実りのあるお話しを聞かせて下さった。
世界一周の旅について、私の仕事(イベント+モバイル)に関して、栢野さんのお知り合いの方について。

 栢野さんのブログを知ったのは今年の春だけれど、それからほぼ毎日のようにアクセスさせて頂いている。
 書籍、複数のブログ、メルマガ、you tube、2ちゃんねる、とあらゆる媒体で表現されている。
 過去から受け継がれる普遍的な考え方やリアルタイムの情報、新聞の連載のように濃い文章と一目瞭然の動画と画像の数々。
多くのことを学び、感動と笑いを与えられ、そして勇気を頂いた。

 そんな栢野さんの新著 【「弱者の戦略―人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則】。
 先月発刊され、ネット等で購入できることは知っていたのだけれど、なぜかどうしても書店で買いたかった。
 わずか数週間だけど、行く先々の書店で探し求めた。
 でも、見つけられなかった。

 そして、今日のブログで紀伊国屋書店に並んでいることを知り、ワクワクして向かった。
 偶然、紀伊国屋書店がある博多駅交通センターで開催される楽天のセミナーに申し込んでいたので、セミナーの前に立ち寄った。

 ビジネスコーナーを三周ほどしたのだけど見つけられず、時間がきたのでセミナー会場がある8階に向かった。
 そこになんと栢野さんがいらっしゃった。
 年間100回以上のセミナーを主催されると同時に、ご自身も同じ数のセミナーに参加されて学ばれているということはブログ等で読んでいたので特別に驚くことではなかったけれど、つい先ほどまで探していた書籍の著者がいらっしゃる、出版されるのを楽しみにしていた本の作者が同じ会場にいる、という意味で純粋に驚いた。

 セミナーが終了し、栢野さんにまともな挨拶もしないままに、書籍のある場所を訊ねた。
「仕事術というコーナーにあるよ」
と教えて下さった。

それを聞いた私は、すぐに6階へ降りた。
先ほど見て廻ったコーナーではないところにあった。
何か本当に輝いて見えた。
上から2番目の1冊を手に取り、レジへ。

仕事を早めに切り上げ、自宅へ。
夕食をサッと済ませて、本を開く。

そして今、第二章までを読み終えた。

まだ風邪が完治しておらず、頭がやや朦朧としている。
ここ二週間は、本を手にとってもなかなか先に進まないけれど、約100ページを一気に読んだ。

ありがちで、何のひねりもない表現だけど、
「運命を変える一冊」
に出会った衝撃を覚えた。

今、とくに印象に残っている箇所。

P89
「夢は叶う!できるできる」と叫んでも、元気なのはその場限りで翌日には落ち込んでいる。
「戦略だ!」と勉強しても、やはり速効性がない。「誰でも簡単スグ儲かる!」の小手先「戦術」はわかりやすいが、廃れるもの早い。
「感謝だ!掃除だ!早起きだ!」と言っても、お金は降ってこない。

こうして、ちょっとずつかじっては別な分野を渡り歩く・・・の繰り返し。
この私もそうだった。
しかし、人生に無駄はない。凡人は経験したことで成長する。

P91
天才やスゴイ人は、この「夢×戦×感」を意識せずにやっている。凡人も勉強して行動すれば近づける。間違いない。
ただし、元がない人は時間がかかる。最低十年。さらに、食生活や運動と同じく、サボれば元に戻る。筋肉の衰えと同じく、堕落も早い。
誰でも簡単に成功したい。しかし、企業としての「夢」の実現や「戦略」の実行は、お客様やライバルも絡んでくるので、自分の思うようにはいかない。
「感謝」は簡単なようだが、人は自分のことばかり考える。成功は自分の力を考え、お客様や周囲の他力様を忘れる。思い上がるのが普通だ。「感謝」は自分との闘い。ある意味、ライバルと戦うより難しい。己に克つことが一番難しいからだ。そういう意味で人生と同じく、「夢×戦×感」は永遠の修行だと思う。

P103
しかし、「いつもおいしい、すばらしい」と言われなくては、商売はやっていけない。一度は評判をとって繁盛した店が、いつの間にか人々に捨てられることはしばしばある。ブームが知らないうちに去っていたりする。世の中はそういうものだ。諸行無常である。
この諸行無常の中で、変わらずにお客様に支持されていくためには、つまり有恒、恒に有るためには、積極的に自ら変わっていくしかない。変わらないために、自ら変わっていくしかないのである。


「もう本屋に行かなくて済む」
と言ったら極端だけど、
「この本を身体で暗記するまで読もう」
と思った。

素晴らしい本に出会えた。
栢野さん、本当に有難う御座います。

2008年10月2日。

 

ke2514ke2514  at 23:30コメント(1)トラックバック(0)  この記事をクリップ!